笠原塾塾長の最短合格会議

高校を中退後、偏差値を81まで上げて早稲田に合格。 講師として高校受験第1志望合格率100%、大学入試6年連続第1志望合格率100%を達成しました。 その方法論の全てをこのブログでお伝えしていきます。

中高生が勉強をしなければならない理由

こんにちは。塾長です。

久々の投稿となります。

今日は、中学生や高校生が「勉強をしなければならない理由」をテーマにブログを書きます。

 

勉強をすることが好きだという受験生はほとんどいません。できることならば勉強などせずに遊んでいたい、ダラダラしていたい、ずっと寝ていたいという生徒は非常に多いと思います。こういった欲求を抑えて、貴重な青春時代を犠牲にしてまでも勉強をしなくてはならない理由は何なのでしょうか。

 

1つ目の理由は、「考えられる大人になるため」です。

 

人生は選択の連続です。その時々で的確な選択が求められます。例えば、大学に進学するのか、しないのか。大学に進学するとすれば、どこの大学・学部を選択するのか。また、大学を卒業した後、大企業に入社するのか、ベンチャー企業に入るのか、公務員になるのか、起業するのか。

そしてその後、1度選択した道を歩み続けるのか、あるいは別の道を歩むのか。

このように、その時々で複数の選択肢がある中から自分にとって最適な選択をしなければなりません。そのためには、「深く考え、的確に判断できる能力」を身につけることが必要不可欠です。この能力を中高生が身につける上で、受験勉強は最高の手段となります。「膨大な知識を頭に入れ、その知識を使って思考し、問題を解く」という受験勉強を通じた訓練は、上記の「深く考え、的確に判断できる能力」を向上させることに直結します。

しかも、受験勉強を通じて手にしたこの能力は、一生の武器になるのです。

 

2つ目の理由は、「努力する習慣を身につけるため」です。受験勉強は、血の滲むような努力の連続です。毎日悩み苦しみながらも努力を続ける中で、努力することが習慣化していきます。その結果、妥協すること(=努力不足であること)などあり得ない、努力をすることは当然のことであると感じられるようになります。これはその後の長い人生を考えると、非常に価値のあることだと思います。

 

努力をする習慣が身についている人は、仕事で成功したり、幸せな家庭を築けたり、人から認められたりする可能性が非常に高くなります。私がこれまでに出会ってきた成功者達は、当然のごとく努力ができるという人達ばかりでした。例えば、年収2000万円以上稼ぐある経営者は、日々仕事のことを考え、ほとんど休み無く働いていますが、「これくらいのことは誰にでもできます。」といつも言います。努力をすることが習慣化されていて、実際のところは厳しく努力をしているにも関わらず、本人としては当たり前のことをしているだけという感覚になっているのです。

 

受験勉強を通して努力をする習慣が身につけば、何事もうまくいく可能性が高まります。その時々で、人よりも多くの努力ができる訳ですから、長いスパンで考えれば努力の積み重ねによって大きな成果となり、競争に勝てる可能性が高まることは言うまでもありません。

 

3つ目の理由は「自信を得るため」です。受験勉強を通して無事志望校に合格すると、大きな自信が得られます。受験は競争率が非常に高い分野であると言えます。例えば、スポーツの場合はサッカーや野球、陸上などあらゆる競技が存在し、各競技の中でそれぞれ競争が行われます。しかし、受験の場合はせいぜい文系かと理系かというくらいにしか分野が分かれていません。そのため、結果としてライバルが多くなり、競争率が非常に高い熾烈な争いになるのです。もちろん、合格者数もある程度多く設けられてはいるのですが、受験に挑む人の数が非常に多いので、成果を挙げる上での難易度は高くなるのです。

 

この非常にレベルの高い受験で合格を勝ち取ることができた場合、それが貴重な成功体験となります。しかも、若くして成功体験を得られるため、その後の長い人生に存分に活かしていくことができます。大学入学後や社会に出た後も、「自分にならできるはず!」と思うことができ、あらゆることにチャレンジができるようになります。

裏を返せば、自信が無ければチャレンジする気にはなかなかなれません。自信があるかどうかということは、自分の人生に大きな影響を与えるのです。

 

受験勉強を正しい方法で継続的に妥協なくこなしていけば、偏差値は上がります。そして、志望校に合格する可能性は高まります。その結果、ある種の勝ち癖をつけることができ、大きな自信となります。そして、その自信がその後の成功に役立つ、非常に強力な武器となるのです。

 

今こそ、ぜひ勉強をしてみてください!

 

塾長