笠原塾塾長の最短合格会議

高校を中退後、偏差値を81まで上げて早稲田に合格。 講師として高校受験第1志望合格率100%、大学入試6年連続第1志望合格率100%を達成しました。 その方法論の全てをこのブログでお伝えしていきます。

英語長文が苦手な受験生必見④総括編

こんにちは。塾長です。

 

今回のブログは「英語長文が苦手な受験生必見③解釈編」の続きとなります。そして、英語長文の苦手を克服するための方法論の締めくくりとしてブログを書いていきます。

 

これまでのブログで、「単語」「文法」「解釈」を学習することの重要性をお伝えしてきました。

英語長文の苦手を克服する上で、上記の「単語」「文法」「解釈」に加え、極める必要があるのは「熟語」「語法」の学習です。

 

「熟語」に関しては「解体英熟語」を使って学習することをオススメします。1日50語を毎日こなしてください。掲載数は全部でおよそ1000語なので、毎日休みなくこなせば20日間で1周できます。まずは5周することを目標にしてください。10周以上こなせれば、確実に定着していくでしょう。「熟語」はとにかく覚えにくいので、根気強く繰り返すことが必要不可欠になります。「熟語」の勉強法は「単語」の勉強法と基本的に同じなので、「英語長文が苦手な受験生必見①単語編」を読んでみてください。そちらに詳しく学習法を載せています。

 

「語法」に関しては、「Next Stage」か「英文法・語法のトレーニング(戦略編)」の語法部分を学習することをオススメします。語法は、理解よりも暗記の要素が強い分野なので、問題を繰り返し解きながら地道に覚え込んでいってください。基本的には語法の勉強法は文法の勉強法と同じなので、勉強法の詳細は「英語長文が苦手な受験生必見②文法編」を読んで確認してください。

 

英語長文の苦手を克服するためには、「単語」「熟語」「文法」「語法」「解釈」の学習をバランス良く行うことが重要です。これらの知識がきっちりと身につけば、英語長文に対する苦手意識は無くなっているはずですが、最後の仕上げの作業として、「長文」の読み方、解き方の基本を学習することをオススメしたいと思います。「長文」の学習法について記します。

 

「長文」の学習は、塾や予備校、家庭教師などの信頼できる講師による授業の予習、復習を中心に進めていくことをオススメします。自習だけで「長文」の訓練をすることは不可能なことではないですが、非常に骨の折れる作業と言えます。それでも自習で長文の訓練をしたいと考える受験生にオススメしたい問題集は

「英語長文レベル別問題集」です。英語長文の読み方や解き方の基本が学べると思います。単語リストも付いているので、自分自身で辞書を引く必要がなく勉強がしやすいというメリットがあります。

 

また、英語長文を読むことに慣れるという目的で使用するのであれば、「速読英単語(必修編)」もオススメします。1日1〜2題を目標に毎日楽しみながら読み進めると良いと思います。長文の訓練になるだけでなく、重要単語も覚えられるのでその点も魅力的です。

 

これまでこのブログで4回にわたって紹介してきた、「英語長文の苦手を克服をするための方法」をぜひ1人でも多くの受験生に参考にしてもらいたいと思います。ブログに書かれていることをもとに学習してもらえれば、英語長文に対する苦手意識が無くなるばかりか、英語長文が自分にとっての強力な武器であると感じるようになると思います。

 

英語長文は、配点が高く、差がつきやすいという点から入試の合否を分ける最も重要な出題の1つと言えます。英語長文の苦手を克服せずして志望校に合格することは非常に難しいことです。だからこそ、時間をかけてじっくりと力を伸ばしていってほしいと思います。英語長文には魔法の解法やテクニックはありません。信じるべきものは正攻法のみです。

 

 

塾長