笠原塾塾長の最短合格会議

高校を中退後、偏差値を81まで上げて早稲田に合格。 講師として高校受験第1志望合格率100%、大学入試6年連続第1志望合格率100%を達成しました。 その方法論の全てをこのブログでお伝えしていきます。

本気で偏差値を上げたいと考える受験生へ

こんにちは。塾長です。

いきなりですが、1つ質問を投げかけたいと思います。

 


「毎日妥協なく勉強をすることができていますか?」

 


日々の受験勉強に対して、妥協をしているか否かということに関しては、自分自身が1番良く分かるものです。

多くの受験生が、「どこか妥協をしてしまっている」「もっと厳しく勉強ができるはず」という印象を持っているのではないでしょうか。

 


私自身も自分の勉強に対し、何度も妥協をした経験があります。妥協をしていた頃の私は、「勉強ができない最大の理由は、自分にセンスや才能がないからだ」と本気で思っていました。

 


でも、勉強ができる友達や、先輩方の話を聞いているうちにその考えが変わっていきました。勉強ができる人たちにはある共通点があることに気づいたからです。

それは、「日々妥協なく努力をしている」ということです。

 


中学の時に1番学力が高かった友達は、平日は毎日6時間、休日は10時間以上の勉強をしていました。テスト前は、塾から家に帰る時間さえもムダにしたくないと、猛ダッシュで自転車のペダルをこいで帰宅していました。その結果、第1志望の早稲田本庄高校に合格しました。

 


高校1年生の時に塾で知り合った先輩は、誰よりも早く塾の自習室に来て、誰よりも遅くまで自習室に残って勉強していました。「1日16時間以上勉強するとちょっとやりすぎなんだよね。13時間とか14時間くらいの勉強がちょうどいいんだよ。」と言っていました。やろうと思えば1日16時間以上の勉強ができるけど、継続的に勉強をするために、あえて16時間以上の勉強はしないというスタンスをとっていることに驚かされました。結果として、その先輩は東大に合格しました。

 


「勉強ができる受験生は、本当に厳しく努力をしている」ということに気づいた私は、妥協のない厳しい勉強をするようになりました。早稲田大学に合格することを目標にし、毎日朝から晩まで勉強をしました。机に向かって勉強することは当然のこと、ご飯を食べながら、シャワーを浴びながら、電車に乗りながら、病院や美容室で順番を待ちながら、、、

どんな時、どんな状況でも勉強をしました。1日13時間〜14時間の勉強を毎日し続けました。厳しく努力をするようになってからは、自分自身が勉強ができない理由をセンスや才能のせいにはしなくなりました。それは言い訳に過ぎないということを強く感じるようになったからです。

 


妥協なく努力を続けていれば、自分に合った勉強法が見つかります。そして、その勉強法が洗練されていき、非常に効率的で、中身の濃い勉強ができるようになります。

 


受験勉強を開始したばかりの頃は、誰しも勉強がつらいと感じるものです。定着しない、先に進まない、難しい、暗記ができないなど、様々な悩みを抱えることになります。しかも、簡単には偏差値は上がらないし、志望校に合格できるという確信もないから、モチベーションの維持は困難です。こういう時期に、踏ん張って頑張り続けることができるかどうかが非常に大きなポイントになります。

 


妥協なく努力をし続けていれば、1つ1つの壁を超えていくことができます。第1の壁は上述の、受験勉強開始直後の壁です。その後も、河合塾の全統記述模試でいうところの偏差値60の壁や偏差値65の壁、志望校の過去問演習の中で感じる壁など、多くの乗り越えなければならない壁にぶつかることになります。でも、努力することをやめない限り、壁を乗り越えるチャンスはいくらでもあります。厳しく努力をしていても壁を乗り越えられない場合、勉強法を少し修正すればいいのです。勉強法を微修正することも、努力のうちだと思います。

 


単純な言い方をすれば、人の2倍3倍勉強すれば誰でもできるようになります。偏差値は上がっていきます。がむしゃらに頑張ることこそ、偏差値を上げるうえでの秘訣と言えるのです。しかし、多くの受験生が頑張りきることができていません。

 


ぜひ、厳しく、厳しく勉強してみてください。そして、それを継続させてください。偏差値は確実に上がっていきます。

 

 

 

塾長